2日目、ホテルのバイキングで朝食を終え、支度を済ませると、
時間が余ったので、ホテルの近くにある24時間営業のスーパーへ行くことにしました。
前日到着したのが夜だったので、景色は全く見えなかったのですが、
朝見てみると、目の前が山々で連なっていました。
天気は曇りで山の頂上までは見えませんでしたが、空気が澄んでいるらしく、
随分遠くの方まで見えました。
街中にあった消火栓。色合いがおしゃれ。
24時間営業スーパーはこんな感じ。
レイキャヴィーク市街では割とよく見かけるスーパーです。
住宅地がカラフルでおしゃれでした。
すこし早く起きると街中をゆっくり眺められていいですね。
ホテルを発ち、一番最初に向かったのがヘトリスヘイジ地熱発電所。
深さ2000mから地熱発電のエネルギーを確保しているそうです。
タンク内で蒸気とお湯に分かれ、蒸気はタービンを使って電力にし、
お湯は各家庭に送っているそうです。
見学させてもらったタービンがTOSHIBA製でした。
他にも三菱重工のものもあるそう。
タービンの模型は三菱重工が作ったものでした。
7つのタービンで300MWの電力と400MWのお湯を作るそうです。
また、この国の火山活動のことについても学びました。
地熱のある地域。アイスランドも日本も真っ赤っ赤。
日本はプレートの沈む国。
アイスランドはプレートが生まれる国。
なので、100万年経つと国土が20Kmほど大きくなるそうです。
アイスランドの国土の4分の1は活火山だそう。
4年に1度は火山が噴火しているそうです。
アイスランドで行われている地熱発電は15~16%(日本は0.2%)
道の至る所にパイプが張り巡っているのですが、それは発電所から各家庭にお湯を送るたものもの。
同じように国土がプレートの上にあり、活火山をもつ国なのに、
アイスランドでは地熱発電が栄えて日本では栄えないのはなぜだろう?
次に向かったのは、ゴールデンサークルの1つ、グトルフォスの滝。
アイスランド語でグトル(Gull)が金という意味を持っているそう。
なので、ゴールデンサークルのゴールデンはこのグトルフォスの滝を指すそうです。
どんなに寒くてもこの滝は凍らないそう。
天気が良いと滝の飛沫で虹も見えるみたいです。
また機会があったらリベンジしたいですね。
その次に向かったのは、ゴールデンサークルの1つ、ストロックル間欠泉。
これは小さい穴ですが、大きい物は5~10分ほどの間隔で20mほどの高さに熱湯が吹き上がります。
実際に吹き上がる瞬間を捉えることが出来ました。
晴れていたらもうちょっと綺麗に見えていたかもなぁとそこだけ残念です。
最後に、シンクヴェトリル国立公園。
このシンクヴェトリル国立公園では、930年に初めて民主的な会議が開かれたところです。
世界遺産に登録されています。
地球の割れ目、ギャヴ。
ユーラシアプレートと北アメリカプレートに引っ張られてできたものです。
割れ目はここだけではなく、ダイビングやシュノーケリングの出来る場所もあるそうです。
河川が凍っていました。
この凍った河川は、
お金を投げ入れないでくださいとのこと。
コインのマークに日本円があったので思わず写真をとってしまいました。
高台になっているところは、初めて民主会議が開かれた時にここでマニフェストなどを唱えていたそう。
後ろの絶壁のお陰で遠くまで声が響き渡るからだそうです。
高台に登ってみると、辺り一面、アイスランドの大地を見渡せます。
こっちのほうが地球の割れ目っぽく見えます(でも違います)
シンクヴェトリル国立公園で今日の観光はおしまい。
ホテルに向かう道の途中で、スーパーに寄りました。
日本のように道端にたくさんの自販機やコンビニなど無いため、
わざわざ立ち寄っていただき飲料水などを買います。
スーパーでアイスランドのおみやげを買っている方もいました。
夜泊まるのは、レイクホルトという街のホテル。
このレイクホルトは、オーロラを見に来る観光客のための街みたいになっていました。
今回の部屋は広々としています。
夜はオーロラ観測チャンス2日目。
見れるといいのですが。
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